そんな疑問に答えます。
この記事を書く僕は、ECサイトの発送業務を個人に外注しています。
この記事では、発送業務の外注化に失敗した話と外注化ポイントを解説します。
この記事の目次
発送業務の外注化に失敗
僕は個人運営のECサイトで注文が月10件を超えたときくらいに発送業務の外注化をしました。
発送業務の外注先は個人(主婦)です。
外注化によってラクになるはずが信じられないくらい疲弊しました。
外注化して発生したトラブルは下記です。
- 梱包が雑 → お客様からクレーム発生
- 発送商品ミス
- 荷物を受け取らない(再配達依頼をしない)
- 連絡が遅い
- すべて言い訳をする
とにかくありとあらゆる発送業務のミスに遭遇しました。
ミスが少し発生するくらいなら許容できるのですが、何度も続き、更には言い訳をするので疲弊しました。
3~4ヶ月ほどその人に外注していましたが、仕事が落ち着くことはありませんでした。自分で発送していたほうが精神衛生上よかったです。
発送業務の個人外注のポイント
こうして発送業務の外注化は失敗に終わりました。これによって学んだ教訓は下記です。
- マニュアルだけに頼るな
- 人選びが全て
- 場所は近いのがベスト
解説します。
マニュアルだけに頼るな
僕が外注化に失敗したのは「マニュアルに頼りすぎた」ためです。
作業マニュアルはかなり細かく書いており、そこまで複雑な仕事ではないので、誰でもできるだろうと思っていました。
そのためほぼ面談なしで決めていました。
これが失敗でした。
人選びが全て
発送業務の個人への外注は「人選び」が全てです。
僕は外注化に失敗したのち、別の人に下記のポイントに着目して依頼したところ、とても楽になりました。
人を選ぶポイントは下記です。(僕は主婦の人に限定して選んでいます。)
- 文章が丁寧
- レスポンスが早い
- テキパキしている
- 自分の意思を持っている
とにかく「自分で考えて、先手先手に進められる人」を選ぶのが良いです。
面談は必ず行いましょう。
場所は近いのがベスト
場所は近いのがベストです。これは本当に重要です。
- トラブル時に柔軟に対応可
- 長期休暇・体調不良にも対応可
場所が近ければあらゆるトラブルに柔軟に対応できます。
例えば宅配物が住所間違いで戻ってきた時にも、再度取りに来てもらって対応ができます。
また、お盆や年末年始のような長期休暇や体調不良時に発送業務ができなくなった際の対応も場所が近ければ対応がしやすいです。
体調不良の問題は個人に外注する時ならではの悩みなので、事前に対策を相談しておきましょう。
発送業務の個人への外注化は素晴らしい
僕は説明したように、一度外注化に失敗してしまいました。
しかしその反省を踏まえて、人選びを重視したところ、次に依頼した人には、とてもスムーズに作業が回るようになりました。
受注連絡と在庫補充の仕事のみでほぼ手がかからなくなりました。
ECサイトでの発送業務の外注化は本当におすすめです。
「ECサイトの運営」と「作業の外注化」は切っても切り離せない関係にあります。
「外注化を踏まえた商品の料金設定」「商品の選定」を行うとECサイト運営がより一層楽しくなると思います。
個人への発送業務の外注化のポイント
外注化は「個人へ外注する方法」と「業者へ発注する方法」の2種類あります。
僕は個人へ外注したことがないので「個人への外注」のメリット・デメリットを説明します。
個人への発送外注のメリット
- 外注費用が安い
- 柔軟な対応が可能
個人への外注の場合、費用が安いです。業者へ依頼すると特に件数が少ない場合には高くなってしまいます。
個人への依頼の場合、依頼する作業も柔軟に調整が可能です。
また、個人的には「人の生活に貢献している」という気持ちを持てることに喜びもありました。
個人への発送外注のデメリット
- 休暇・体調不良への対応
- 人によってばらつきがある
デメリットは既に解説しましたが、休暇や体調不良への対応です。
また人によって作業の質のバラつきがあるため、引き継ぎなども大変です。
まとめ
以上、個人へ発送業務を代行したら失敗した話でした。
思っていた以上に外注化は大変ですが、それを乗り越えると素晴らしい世界が待っています。
というわけで今回は以上です。