FAX機器は大きいし、それなりに値段はするし、できれば買いたくないですよね。
僕もそうでした。
この記事では「FAX機器なしで送受信をする方法」をお伝えします。
結論言ってしまうと、「FAX機器なしでファックスの送受信ができちゃいます。」
この記事の目次
FAX機器の代替サービス:有力候補①【DFAX+秒速FAX】
ひとつめは2つのサービスを組み合わせて使います。
D-FAX(ディーファックス)
D-FAXは「受信」専用のサービスです。
D-FAXの利用方法
登録すると専用のFAX番号が発行されます。
そのFAX番号宛にFAXが送られると、予め登録したメールアドレス宛に、FAXデータが添付されたメールが送られます。
D-FAXの魅力・料金
D-FAXの凄まじいのは、「利用料が無料」というところ。
初回の登録手数料(2,500円)だけはかかりますが、その他に費用はかかりません。(※通常のFAX同様、送信者には通信料金がかかります。)
ただし、有料オプションサービスがいくつかあります。
PDF変換やファイル閲覧機能のオプションはなくても困ることはありません。
僕は「未利用解約防止機能:1,000円(税抜)/年間」にだけ入っています。
これは3ヶ月D-FAXサービスの利用がない場合には自動解約されてしまうので、それを防止する機能です。
定期的にFAXを受信する人であれば、初回の登録手数料以外にお金がかかることはありません。
秒速FAX
秒速FAXは「送信」専用のサービスです。
秒速FAXの利用方法
秒速FAXに登録するとアカウントが発行されます。
秒速FAXは事前にお金をチャージして、利用ごとにチャージしたお金から差し引かれていきます。
FAX送信するには、下記のように管理画面の入力フォームに沿って進めていけば簡単に送信できます。
その他にも「メールで送信」することも可能です。
アカウント作成時に送信用のメールアドレスが発行されるので、そのアドレス宛にFAXデータを添付して送信すればOKです。
秒速FAXの魅力・料金
秒速FAXは「入会金・初期費用無料」で使えるのが魅力です。
かかるお金は、1枚あたり10円!
破格です。
月間5,000枚を超えてくると更に単価は下がり9円になります。
ということで、D-FAXと秒速FAXを駆使すれば、送信時の10円(1枚あたり)の費用だけでFAXが送受信できます。
これが僕の知る限り、もっとも費用を抑えてFAXを送受信する方法です。
FAX機器の代替サービス:候補②【eFax】
最も費用を抑える方法は「D-FAX&秒速FAX」の組み合わせですが、2つのサービスを使うのが面倒という人もいると思います。
そういう人は「eFax」がおすすめです。
eFax(イーファックス)
これはD-FAXと秒速FAXを1つにしたようなサービスです。
受信も送信もeFax内で可能です。
eFaxの魅力
eFaxの魅力は、メジャーなFax番号を取得できることです。東京03、大阪06を使えるのはかなり利点です。
eFaxの利用料金
料金は1,500円/月です。
どちらかというと、個人宅より会社など向けのサービスですね。
「営業マン宛てにFAXがバンバン届くけど、営業マンは外出が多いから確認するのが遅くなる」
という会社で導入すると、かなり仕事がスピーディーに進むはずです。
個人宅でeFaxは料金的には微妙ですが、会社でeFaxならメリットのほうが多いと思います。
まとめ:FAX機器はなくそうと思えばなくせる
FAX機器はインターネットFAXを利用すれば、料金をかなり抑えることができます。
「どこでもメールで確認できる」という利点もあるので、導入したほうが便利になる場合も多いと思います。
なくそうと思えばなくせるので、この機会にFAX機器の代わりにインターネットFAXを利用してみるのはいかがでしょうか?