賃貸居住中の人で、毎年『家賃保証』で年10,000円ほど支払っている人いませんか?
もしかしたらその費用、支払わなくて済むかもしれません。
今回、家賃保証サービスの年間1万円の更新を免れた話をしていきます。
結論から言うと、
家賃保証の更新をせずに済む人も多いです。
「家賃保証の費用を払いたくない」という人は是非見てみてください。
この記事の目次
家賃保証サービスは家賃滞納から大家さんを守るシステム
まず、家賃保証サービスがどんなサービスかというと、
家賃保証サービスは「家賃滞納」から大家さん(オーナー)を守るサービスです。
家賃の未払いがあった際に、家賃保証会社が未払いの費用を立替えることで、大家さんのリスクを軽減します。
ここで疑問が浮かんだ人がいるかも知れません。家賃保証は、
なのです。
一応、入居者向けに「連帯保証人を頼めない人が家賃保証サービスを通すことで、物件を借りやすくする」というメリットはあります。
ただ、連帯保証人を立てているにもかかわらず、家賃保証サービスにも加入している人も多く存在します。私自身もそうでした。
日本セーフティーの家賃保証サービスを更新しないために
入居者に全くメリットのない家賃保証というサービスに疑問を持ったため、更新しないという選択をすることにしました。
下記の手順で、意外とスムーズに解約できますよ。
- 賃貸借契約書を確認
- 大家さんと交渉
- 家賃保証会社に連絡してもらう
ちなみに私は「日本セーフティー」という家賃保証会社でした。
①賃貸借契約書を確認
まず賃貸契約の内容を把握しておきましょう。
賃貸保証サービスに加入している人は、賃貸借契約時にも記載されているはずです。
私の場合は「1年毎更新」と書かれていました。
、、、
そうなんです。
「契約上は」賃貸物件に住み続ける限り、家賃保証の更新が必要です。
でもここで諦めてはいけません。
家賃保証サービスは大家と居住者間での契約
家賃保証サービスは、「大家さんと居住者の間での契約」で成り立ちます。
居住者が、更新しないと家賃保証サービスの会社にいくら訴えても、「賃貸借契約書に書いてあるから不可能」となります。
しかし、大家さんの許可があれば話は別です。
「大家さんが支払わなくて良い」といったら、家賃保証会社も承諾せざるをえません。
家賃保証サービスの更新を免れるためには、大家さんの許可があればいい。
②大家さんと交渉
大家さんに交渉できる人は下記です。
- 家賃の滞納をしたことのない「家賃をしっかりと払ってくれる人」
- 近隣に迷惑をかけていない人
大家さんから上記のような印象を持たれている人なら、家賃保証の更新をせずに済む可能性は大いにあります。
反対に、家賃を何度も滞納したことがあり、家賃保証会社から連絡がきたという人は、更新を免れることはできないでしょう。
大家さんとの交渉方法
素直に「家賃保証の更新料1万円を払いたくないのですが、更新しなくてもいいですか?」と聞いてみましょう。
引き続き住んでほしい居住者であれば応じてくれる可能性が高いです。(私の場合はすんなりOKしてくれました。)
もし渋ったら、「更新料支払わないといけないなら引っ越しを考えている」と強気にでれば良いです。
家賃保証サービスのせいで、入居者が退去してしまえば、大家にとっては痛手しかありません。
自信を持って交渉しましょう。
ただし、大家さんとの直接交渉でなく、間に管理会社などが入っている場合には、すんなりいかない可能性もあります。様子を伺いながら交渉を進めましょう。
③大家さん又は不動産会社から家賃保証会社に連絡してもらう
②のステップで大家さんの確認をとったら、大家さん又は契約時の不動産会社から、家賃保証会社に「更新しない旨」の連絡を入れてもらいましょう。
居住者が家賃保証会社に連絡すると「大家さん又は不動産会社」から連絡がないと更新解除できないと言われます。(日本セーフティーの実体験です)
私の場合は、不動産屋に連絡して更新しない旨を伝えてもらいました。
「大家さんに家賃保証を更新しない旨を了承してもらったため、家賃保証会社に解約すると連絡してください。」と話せば良いです。
すんなり話が通ります。
家賃保証を更新しなくていいか一度確認すべし
上記の流れで、私はすんなり日本セーフティーの家賃保証サービスの更新を免れることができました。
家賃を滞納したことのない優良な借り主は、一度、更新しないとダメか確認したほうが良いです。
その理由は下記です。
- 大家さん自身が把握していない可能性がある
- 交渉できる材料が大いにある
①大家さん自身が把握していない可能性がある
私が大家さんに連絡した際、大家さんも家賃保証サービスに入っていることを把握していないようでした。
家賃保証付きで契約を結ぶと、家賃保証会社から不動産屋にキックバックが入るという話もあります。
大家さんは金銭的な負担なく、家賃滞納のリスクに備えることができるので、不動産屋の言うままに入ったのだと思います。
居住者と大家さんの間での契約なのに、家賃保証会社と不動産屋に旨味があって、当事者は置いてけぼりという謎のシステムです。
(私は家賃の支払い忘れがあるのですが、家賃保証会社経由でなく、大家さんから直接連絡がきました。大家さんが入っていることを知らなかったためだと思います。)
②交渉できる材料が大いにある
家賃保証サービスは交渉できる材料が大いにあります。
その理由は「大家さんは優良な居住者に出ていってほしくないから」です。
家賃保証サービスは大家さんにとっては金銭的なメリットはありません。ただ「滞納のリスク」に備えるサービスです。
大家さんが恐れることは「居住者が退去すること」です。
退去すると、クリーニング代・新規の募集など多くの費用が発生します。
「更新しないといけないなら引越す」という交渉は、譲歩してくれる可能性は高いです。(良い居住者であれば)
家賃保証の更新の払込書が届いた方は一度気軽に大家さんに交渉してみましょう。
ちなみに家賃保証サービスの払込書は下記です。
まとめ:家賃保証サービスは更新しなくても良い可能性がある
以上、日本セーフティーの家賃保証サービスの更新を免れた話でした。
- 大家さんと直接話ができる人
- 滞納をしていない優良な居住者
上記に該当する場合は、更新しなくても良い場合があるので、一度大家さんに話してみると良いです。
というわけで今回は以上です。