そんな人多いのではないでしょうか?
この記事では、今までに日記を挫折した人におすすめする「継続できる日記」を紹介します。
三日坊主だった私が継続できている方法なので、多くの人にも参考になるはずです。
先に結論をお伝えすると「4段階採点日記」です。
この記事の目次
日記が継続できない理由
まずは日記が継続できない理由を知りましょう。主な理由は以下の3つ。
- 日記を書くのが大変
- 日記に書くことがない
- 日記に意味があるか分からない
「毎日日記を書こう!」と決意しても、書くのに時間がかかり、数日経過すると「明日もがんばる!」しか書くことがなくなり、日記に意味があるのか分からずやめてしまう。
私自身もそれが理由で普通の日記は続きませんでした。
継続できる日記のポイント
先述した「日記が継続できない理由」と全く逆のことを行えば、日記を継続ができるようになります。
- すぐに書ける
- 常に書くことがある
- すぐに効果が現れる
「そんな方法あるの?」と思うかもしれませんが、あるんです。
それが「4段階採点日記」です。
継続できる日記「4段階採点日記」の書き方
「4段階採点日記」がどんなものかというと、「1日の自分に点数をつける」という日記です。
ステップ1. 理想の自分の行動をリストアップする
まず始めに自分の理想の行動をリストアップします。
例えば以下のようなものです。
- 朝6時に起きる
- 朝1時間勉強する
- 電車で本を読む
- お菓子を食べない
- 姿勢を良くする
- スマホを見すぎない
- 子供と1時間遊ぶ
- ご飯中に仕事のことを考えず、会話を楽しむ
4段階採点日記は、この行動のリストアップがとても重要です。
具体的な行動をリストアップするようにしましょう。
OK: 朝6時に起きる
ステップ2. 採点する
次は、それぞれの項目に対して毎日採点するだけです。
私の場合は下記のような基準で採点しています。
2点: あまりできなかった(少しは努力した)
3点: まぁまぁできた(もうちょっとがんばれた)
4点: よくできた
(ちなみに5点満点ではなく4点満点なのは、良かったのか悪かったのかが分かるようにするためです。)
採点日記のはじめは採点のみで問題ありません。慣れてきたら一言コメントを書くとさらに効果がアップします。
4段階採点日記の実例
私の4段階採点日記の実例を紹介します。
簡単ですよね。毎日2,3分で書くことができます。
ちなみに私は、毎日のスケジュールを以下の2つに大きく分類しています。
・ルーティン
・重要だけど緊急ではないタスク
そのため、日記でもその枠組みに沿って採点しています。
スケジュールの立て方についても紹介していますので、気になる方は以下の記事をお読みください。
≫週間スケジュールを立てよう【習慣化】
自分の理想の行動をリストアップするとき、週間スケジュールが作ってあるとスラスラ項目が出てきますよ。
何に日記を書くか
4段階採点日記は市販の日記帳は使いにくいので、以下の3つの方法が便利です。
- チャットサービスに入力する
- サービスを利用する
- 項目を印刷用紙にコピーして記入する
1.チャットサービスに入力する
私は「チャットサービスに入力する」をおすすめしています。
その理由は「いつも自分が使っているツールだから」です。
日記のハードルをできるだけ下げるために、いつも使っているツールを使うのがおすすめです。
私の場合はSlackを使っていて、毎日夜22:35に「日記を書きましょう」という通知が来るように設定しているので、忘れることなく継続することができています。
設定方法は下記の記事をご覧ください。
≫Slackのremind(リマインダー)機能のおすすめ設定【習慣化に超便利!】
SlackやChatworkやTeamsなどのチャットサービスで日記用のチャンネル(グループ)を作り、毎日投稿するようにしましょう。
2.サービスを利用する
2つめの方法は、自分の管理しやすい方法を使うことです。
メモ帳、日記アプリ、Excelで書いても良いでしょう。
一点、注意事項としては、スマートフォンで日記を書くのはおすすめしません。
その理由は、TwitterやInstagramなどのアプリの誘惑が強く、日記を書くのに意志力を要するためです。
習慣化とスマートフォンの相性は最悪なので、習慣化のためにはスマートフォンと距離を取ることが重要になります。
3.項目を印刷用紙にコピーして記入する
3つめの方法は「項目を印刷用紙にコピーして記入する」という方法です。
何日分かをコピー用紙などに印刷し、目につく場所に紙を置いておけば、毎日継続しやすくなります。
4段階採点日記の特徴・効果
4段階採点日記の特徴は以下の2点です。
- 自分の行動を意識できること
- 行動に即座に変化が現れること
1.自分の行動を意識できること
4段階採点日記の特徴のひとつは「自分の理想とする行動・状態」をとても強く意識できることです。
例えば「イライラしない」という項目を設けた場合、「あ、今イライラしてしまったな」と感じやすくなります。
「ご飯中は会話に集中し、仕事のことを考えない」という項目を設けた場合には、「あ、今他事考えていたな」と気づくことができます。
2.即座に日記の効果が現れること
そして、もう一つの特徴は、4段階採点日記は「即座に日記の効果が現れること」です。
自分の理想とする行動を意識することで、日常の行動に即座に変化が現れます。
私が通常の日記を書いていたとき「これどんな効果があるんだろう…」と思った途端、続けることができなくなりました。
ですが、4段階採点日記の場合は、1日目から自分の行動に変化が現れました。
毎日が「自分の人生をよりよくアップデートするための日記」になっていると感じています。
日記を継続するためには「褒めること」が重要
そして、日記を継続するために重要なポイントは「自分を褒めること」です。
人は褒められるとドーパミンが放出されます。
ドーパミンが放出されると、その行動を「また繰り返そう」となるのです。
私の場合は、日記で自分の良かった点を書き、褒めるようにしています。
- 妻とケンカしたけど自分から謝れた。謝れてエラい。昔は謝れなかった。
- 姿勢と集中力が課題。毎日のルーティンはだいぶいい感じにできるようになってきた!がんばろう!
褒めるときの魔法のキーワード
日記を書いているとどうしても「悪かったこと」が目立ちがちで、「自分を褒めることないなー」と思ってしまうのですが、そんなときの裏技があります。
それは「悪い自分に気づけたのが良かった」という魔法のキーワードです。
- 時間がうまく使えずテンションが下がってしまったが、そのことに気がつけたのが良かった。
- 姿勢がいつも悪くなってしまうが、姿勢が悪い自分によく気づくようになっている気がする。良い。
この魔法のキーワードを使えば、たとえ上手くいかなくても、そのことを自覚してさえいれば自分を褒めることができます。
まとめ:日記のハードルを下げよう
以上が、継続できる日記「4段階採点日記」の紹介でした。
日記を継続するためには、「すぐに書ける」「すぐに効果が現れる」が非常に重要です。
4段階採点日記は、日記を書いている実感がないくらい簡単です。
まずは日記のハードルをできるだけ下げ、点数だけつけるつもりではじめましょう。
だんだんと点数だけだと物足りなくなり、コメントがつけたいという気持ちになるはずです。
私は「4段階採点日記」によって日記習慣がつき、日記が楽しくなりました。
騙されたと思ってぜひ試してみてください。