そんな疑問に答えます。
記事を書く僕は、【サラリーマン(約5年) → 独立してフリーランス(約2年) → 会社設立】です。
経験談を踏まえながらフリーランス(個人事業主)デメリットを解説していきます。
この記事の目次
フリーランスのデメリットは沢山ある
僕が感じたフリーランスのデメリットは下記です。
- 金銭面
- 業務面
- 信用面
解説します。
金銭面
貯金残高が減っていく不安
たとえ貯金があったとしても、貯金の残高が少なくなっていくことは精神上よくありません。
収入のない期間が長くなればなるほど不安になります。「自分には向いていないのではないか」という気持ちになります。
生活も当然質素になります。
僕自身は、近所の激安スーパーに麺が13円で売ってたので、毎日その麺で焼きそばを作って食べていました。
飲み会は断りがちになり、人付き合いは悪くなります。
業務面
苦手なことをやらなければならない苦痛
フリーランスは全てを自分でやらなければことになりません。
慣れない仕事の最たるものが経理です。
フリーランスになると「確定申告」を必ず行なう必要があります。これがかなり面倒です。
面倒だとは思っていましたが、その予想を遥かに超える面倒さです。
責任を自分でとることになる恐怖
責任を自分でとらないといけないこともフリーランスの大きなデメリットです。
例えば、仕事に難癖つけられたり、依頼先の経営状態の悪化でお金がもらえなかったりすることも起こります。
会社員なら給料が振り込まれないことはないですが、フリーランスでは少なくありません。
お金がもらえないだけならまだしも、訴えられる可能性さえもあります。
「そんなことはない」と思うかもしれませんが、僕自身も一度経験があるので、可能性はゼロではありません。
そんなときも責任をとるのは自分です。
信頼面
審査に通らない苦痛
審査には通りづらくなります。これは断言します。
よく言われるのが「クレジットカードの審査が通らない」という話です。
僕自身はクレジットカード審査は通らなかったことはないですが、住宅ローンの審査は通りませんでした。
住宅ローンは3年間ほどの実績が必要なので、フリーランスになって間もないと審査に通る可能性が低いです。
フリーランスのデメリットを回避する方法
それではフリーランスのデメリットをうまく回避し、フリーランスとして成功する確率を高めるにはどうしたらよいでしょうか?
僕は下記をおすすめします。
- お金を貯めておく・生活水準を下げる
- 長期的な視点を持つ
- 生活費を稼げるルートを確保する
お金を貯めておく・生活水準を下げる
貯金があればあるほど精神的なストレスは軽減されます。
フリーランスを始めた当初は、貯金を切り崩して生活していくことになるので、生活費×12ヶ月分ほどは貯金があると安心できるのではないかと思います。
また、生活水準を下げておくということを、独立前から取り組んでおくのがおすすめです。
「生活水準を下げたくない」という人はフリーランスとして独立するのは辞めておいたほうが良いと思います。
長期的な視点を持つ
フリーランスのツライ時期を乗り越えられるかどうかは「長期的な視点」があるかどうかにかかっていると思います。
フリーランスの収入は下記のようなカーブを描きます。
- A:会社員時代
- B:フリーランスになった直後
- C:フリーランスが軌道に乗った時期
会社員をやめると収入がゼロになり、Bの期間に突入します。フリーランスで最も大変な時期です。
この時期を乗り越えるには「たとえ今は大変だけど、1年後、2年後を見据えたときにはフリーランスの方がいい」という強い確信がないと厳しいです。
フリーランスとして独立を考える人は、まず「どんな人生にしたいか」ということを自問自答するのが良いと思います。
生活費を稼げるルートを確保する
重要なのは、生活費を稼げる仕事をいち早く確保することです。
自分のサービスで稼げるなら一番良いですが、受託でも業務委託でも良いので見つけておきましょう。
僕がおすすめするのは週3日業務委託で仕事をしながら、本格的な独立準備をすることです。
そうすれば、生活にさほど困ることなく、自由度の高い働き方ができます。
僕自身は週3日業務委託で働きながら、自分のECサイトを作り月5万円稼げるようになったことで、完全独立することができました。
まとめ
以上、フリーランスのデメリットを紹介しました。
フリーランスは正直大変です。
ですが、大変な時期を乗り越えるとラクになります。
そして何より「人生自分でなんとかできる」という自信がつきます。
その感覚が芽生えてきてから人生が楽しくなったように思います。
参考になれば幸いです。